- 活動報告 平成24年度
- 建造物装飾修理用資材調査研修
- 固有技術向上研修
- 後継者養成実技研修
- 会員研修
- 活動事業
平成24年度、一般社団法人 社寺建造物美術保存技術協会では以下のような研修を行いました。
1.建造物装飾修理用資材検討調査研修
研修期間:平成24年10月25日~平成24年10月26日
漆や膠、金箔などの建造物装飾修理に欠かせない材料について、その現状や問題点を検討し、改善策を立て、今後に生かそうという試みをしました。またその研究成果を発表することで、広く一般にも建造物装飾技術の理解に努めるものです。
2.固有技術向上研修
・建造物装飾模型製作研修
研修期間: 漆研修―平成24年5月14日~ 5月18日、平成24年6月11日~6月15日
平成24年7月2日~7月6日、平成24年7月9日~7月13日
研修期間:彩色研修―平成24年11月12日~11月16日、平成24年11月19日~11月22日
平成24年11月26日~11月30日
・金工技術研修会
研修期間:平成24年2月6日~2月7日
建造物装飾模型製作研修は、22年度から26年度の5年間をかけて、漆塗り・彩色・丹塗り・金具の4部門で一つの模型を完成させます。各部門の技術を集大成した模型製作を通し、技術者の技術の継承と練磨を目指すと共に、製作後には模型を展示することで、協会の技術を社会へアピールする事を目指します。
3.後継者養成実技研修
研修期間:平成24年8月20日~8月24日
近畿・関東地域の各種美術工芸教育機関より研修生を募り、文化財建造物装飾に関心のある後継者を会員各事業所に受け入れ、仕事を体験してもらうことで、将来の人材育成と確保に繋げます。
4.会員研修 <対象:会員>
研修期間:平成24年10月25日~10月26日
今年度の会員研修会では「金箔」に焦点を当て石川県金沢市にて研修を行いました。