- 活動報告 平成21年度
- 建造物装飾技術国内・海外研修
- 固有技術向上研修
- 後継者養成実技研修
- 会員研修
丹塗技術研修会
期 間: | 平成21年6月1日~6月6日 |
研修場所: | 武信稲荷神社(京都市中京区) -実技- |
講 師: | 片山龍馬 先生(㈱片山) -実技- 山内章 先生(㈶元興寺文化財研究所) -講義- |
研修内容: | 武信稲荷神社玉垣のケレンから上塗りを行い、丹塗作業の実際を研修。 |
施工前。手前の瑞垣は昨年度の研修で塗ったもの。 | 掻き落し作業。 |
中塗り作業。 | 上塗り作業。 |
作業終了。 | 最終日は、㈶元興寺文化財研究所の山内氏を講師に迎え、「彩色文化財の保存修復と修復材料としての膠」の講演。 |
建造物装飾総合技術研修 <対象:初任者>
研修事業所: | 5社 |
期 間: | 平成21年7月1日~12月15日 |
研 修 内 容: | 講義・実習・ディスカッション14時間 今年度、来年度と2ヵ年にわたって行う研修で、実物大のお社に漆、彩色の装飾を施す。今年度は下地部分と絵画を各社でおこなった。ひとつの仕事を各社で分担して行うことで、技術やそれに伴う段取りを学ぶ。 |
彩色調査研修会 <対象:主任技術者>
研修人員: | 6名 |
聴 講 生 : | 12名 |
期 間: | 平成22年2月12日~2月13日 |
研修内容: | 講義・見学・実習11時間 講演講師に、文化庁文化財参事官 武内調査官、奈良県教育委員会文化財保存事務所 竹口主査、京都府文化財保護課 白石専門幹をお迎えし、彩色調査に関する過去の事例などについて講演していただいた。また工事途中の清水寺子安塔も見学し、どのように調査、復原を行っているのかを考察した。また聴講生として、文化財保護課や保存事務所からも聴講に来られ、文化財の調査に関する現状などを作業者と活発にやり取りすることができた研修となった。 |
文化庁武内調査官より「文化財建造物の歴史的調査と彩色調査について」講演。 | 京都府文化財保護課白石専門幹と清水寺の建造物を視察。 |
見学風景 | 奈良県文化財保存事務所竹口主査より、事例発表。「高鴨神社彩色調査工事について」講演。 |
㈲川面美術研究所による実技指導。痕跡を復原するための現状トレースの方法について。 | 実技をおこなう研修生たち |