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建造物装飾修理用資材調査研修会 ~「彩色・丹塗施工現場におけるカビ問題」検討会~
【期 間】平成22年6月28日(月)~6月29日(火)
【場 所】
京都府立総合福祉会館「ハートピア京都」(京都市)
石清水八幡宮(京都府八幡市)
朱智神社(京都府京田辺市)
【講 師】
武内正和(文化庁文化財部 調査官)
新井英夫(東京文化財研究所 名誉研究員)
松村年恒(有限会社 川面美術研究所 主任研究員)
【概 要】
今年度から新たに始まった、建造物装飾修理用資材等調査研修会では、第一回目として彩色や丹塗の施工現場で度々遭遇する「カビ被害」をテーマに取り上げ、検討会を行った。
新井英夫博士によるご講演 | 武内正和調査官によるご講演 |
研修では、文化財関係の方々や専門家、所有者を含む参加者それぞれの立場から意見交換がなされた。今回のような機会を設ける事で、「カビ被害」がどの会員事業所においても共通に深刻な問題として捉えられていることを再認識することとなった。確実な解決策は導きだされなかったが、これからも関係機関のご理解やご協力を得ながら、研究や意見交換を重ねていかねばならないと実感した。