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会員研修

会員研修会

【期 間】平成22年10月22日(金)~10月23日(土)

【場 所】富士山本宮浅間大社(富士宮市)、静岡浅間神社(静岡市)、久能山東照宮(静岡市)

 

【講 師】後藤佐雅夫(㈳ 全国国宝重要文化財所有者連盟 事務局長)

【現地案内兼講師】

宮崎佳彦(富士山本宮浅間大社 権禰宜)
宇佐美洋二(静岡浅間神社 権禰宜)
落合偉洲(久能山東照宮 宮司)
藤田和郎(久能山東照宮 事務局長)


 

【概要】

今年度の会員研修会では、「江戸初期の装飾建築」と題し、社団法人 全国国宝重要文化財所有者連盟 事務局長の後藤佐雅夫先生を講師としてお迎えし、静岡県内の代表的な社殿を廻った。 各現場ではご神職さまより社殿の歴史についてご案内頂いた後、建物の様式や柱、高欄、扠首など部位に見られる時代判定のポイントといった見学する際の見所を分かりやすくご解説頂いた。会員間では技法についての質問、意見交換がなされ、また今回の研修で設定した時代に特有の、細部まで丁寧に彫られた彫刻や鮮やかな意匠には感嘆の声が聞かれた。 二日目に訪れた久能山東照宮は、計らずしも国宝に指定された直後の訪問となり、協議会のメンバーでお祝いの言葉をお伝えできるという喜ばしい機会となった。